カテゴリ:こんにちは赤ちゃん( 10 )

赤ちゃんの手 赤ちゃんの足

ずっとこぶしを握っている赤ちゃんの手を開いて
中に指を入れてみると
その手のひらは驚くほど柔らかい。

しっとりと温かく、甘い香りがするその手は
あまりにも清らかで
生まれてきたばかりの頃は
触れることすら許されないような気がした。

まだ何も硬いものをつかんだことがない手。
まだ何も持ってみたことがない手。


胎内にいた頃の名残があり
丸みがあるその足の裏も
手のひらと同じように柔らかい。

生まれたばかりの頃は
その小さな足に
きちんと五本指がついていて
そしてその小さな足にもっと小さな爪まで生えているのに
心底感動したのだった。
小指の先まで、ちいちゃな魚のうろこのような可愛い爪がついている。

まだ一歩も歩いたことのない足。
まだ一度も大地を踏みしめたことのない足。


そうして今は
身体中でいちばん柔らかい皮膚を持つ手と足が
いつから硬く変わってゆくのだろう。

大切な一歩を踏み出し
数え切れないほどのものを握る
その手足は
今は私の手の中にすっぽりと収まるほど
小さく 
まんまるく

こんなに柔らかいものが存在するのかと
つくづく驚くほどで

それらを握っていると
時間が止まればいいのにと思う。
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by akikogood | 2008-12-16 13:01 | こんにちは赤ちゃん

もうすぐ2ヶ月

廊下をすれ違う人たちから、たくさんの「おめでとう」を言われながら
車椅子に乗せられた私は、その膝の上にぎこちなく小さな小さな赤ちゃんを抱えて
エレベーターに乗って、一階のロビーまで降りた。

たった二日間しかいなかったのに、
小さな病室がやけに体に馴染んでいて、
そこから出されしまった私は、水槽を移された魚みたいにドギマギしていた。

正面のガラスの自動扉がサァーっと開くと
晴れた秋の香りがして、
ものすごく時間が流れたような気がした。

夫が呼んでいてくれたキャブに乗るのがなぜか嫌で嫌で、泣きそうだった。

キャブの後ろの座席で、カーシートに乗った赤ちゃんのことを
じっと眺めながら、涙が出そうになるのを必死にこらえた。

途中の広いとうもろこし畑の脇に植わってる大きなひまわりたちが
いつの間にか全部茶色になって頭をもたげていて
でも、これ以上晴れられないというくらい、クリアに澄み渡った空と
まだ秋の色を映さない緑がとても美しかった。

家についたら、
たった二日しか空けていないのに
誰の家かと思うほどよそよそしくて、
家のにおいも慣れなくて、その広さにも慣れなくて
また泣きそうだった。

ここで新しい赤ちゃんと、夫と、たった3人で住むのかと思うと切実に心細かった。

二階に上がって、私の様子を気遣う夫のことも構わず
手首にまだついたままだったビニールのネームカードをむりやりはずす。

赤ちゃんは、見ているだけで泣きたくなりそうなくらい小さく、
広い家の中ではますます儚げに見えた。

どうしたらよいのか分からない。
とにかく、疲れた。

ただ、タクシーに乗って、家に帰ってきただけなのに
ものすごく疲れて、ベッドに赤ちゃんと横になって、
そのまま泣きながら眠った。





こうやって、退院してきたのが、9月10日だった。
もうすぐ2ヶ月が経つだなんて。
実際、最初の1ヶ月、この眠った後からの記憶がほぼない。
ブログとか更新しちゃってるけれど、一体全体どう生活したのか。
何を食べて、誰と話して、いつどうやって赤ちゃんのお世話をしたんだろう?


お互い寝不足の上に、極度の緊張下にあってものすごくヒドイ夫婦喧嘩をした。

最初は母乳が出なかったから、あかちゃんのうんちが出なくて、夫婦でとっても心配した。
ようやくうんちが出たときは、それはそれは嬉しくて二人で赤ちゃんを褒めまくった。

スーパーでいつもレジを打ってくれるおばちゃんが、心配して見に来てくれた。

授乳と、おむつ替えの頻度を記録しなさいといわれて、エクセルで一生懸命作った表は
今も冷蔵庫に貼ってある。

お祝いのギフトが毎日毎日届いて、UPSのおじさんと仲良くなった。


あんなに小さく、頼りないかんじだった赤ちゃんも
みるみるうちに大きくなり、
最初は
「母乳が出ないなら、粉ミルクもあげないと赤ちゃんが飢える!」と言う夫に対して
「いや!母乳にこだわりたい!粉ミルクは最後の最後まであげたくない!」
と反論していた私だけど、最近は
「母乳ばっかりあげたい放題あげてると太るからたまには水をあげよう」と夫が言い
私は「いや、母乳は体に吸収されやすいから太らない、大丈夫」と返す始末。

表情も日に日に豊かになり、手足の動きも活発になってきた。

こうして、あっという間に時間が流れ、
振り返れば「どうやって子ども育ててきたか全然覚えてないんだよねー」と言うのだろう。

だからこそ、一瞬一瞬を大事にしないと。

眠る子どもの顔を、見つめたいだけ見つめられる時間、
世界で一番贅沢な時だと思う。
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by akikogood | 2008-10-31 04:06 | こんにちは赤ちゃん

ボーダレス育児

海外で出産、育児なんて大変でしょう、と心配されることも多いけれど
実際出産も子育ても日本でしようが海外でしようがどうせ初体験だ。
他の例と比較することなく、全部自分で良いと思うことを取り入れて試行錯誤を重ねるだけなので、シンプルに情報量が多いほうがいいと思う。
で、この情報化時代、日英両方の言葉を使って子育てをしてみると本当にたくさんの情報が四方八方から入ってくる。

ご近所のインド人ファミリーモハッシュんちのおばあちゃんには
抱き癖がつくから、フロアで一人で遊ばせないとダメよーと口を酸っぱくして言われるし
アフリカンアメリカンのマーサとイベットには
夫婦の寝室を確保するためにベビーと添い寝なんてするもんじゃないと言われる。

病院から退院したときには、ドクターに赤ちゃんはへその緒が落ちるまで
お風呂に入っちゃいけないと言われたのでそんなもんかと思い、
熱いタオルで体をぬぐってしのいだけれど2週間たってようやくお風呂にいれてあげると
ホームレス並みに垢が出てかわいそうだった。
日本ではへその緒が落ちる前からお風呂に入れてあげると知ったのは後になってから。
(むしろ日本では出産後の母親はなかなかシャワーも入れないらしいのだけれど
こっちは出産1日後から普通に病院でシャワーに入れた。)

それからおしゃぶり。
こっちの病院は入院期間が2日しかないので、母体が回復する間、
赤ちゃんをナーサリーに預けることもできるのだが、
夜預けてみると、朝になって病室に運ばれてきたわが子、
誕生2日目にしてなんとおしゃぶりをくわえさせられているではないか!
おしゃぶりの規則なんて知らないけれど、なんだか2日目にして「フェイク」なものを
口の中に押し込まれて「黙らされている」ようで、感覚的にとってもかわいそうな気がした。
日本ではおしゃぶりは歯の生え方なんかにも影響するとかいって
特に母乳マミーは極力がんばって使わないようにしている傾向が強い、らしい。
けれどこっちの三流セレブ特集雑誌でパパラッチされてるセレブマミーのベイビー、
みんな揃って超おしゃれなおしゃぶりくわえてるし。
しかもチェーンみたいなやつで落ちないように、
これまたオサレなお洋服に留めてあったりしている。
まぁ、子どもに犬みたいな綱つけて遊ばせてる光景まで見られる国だから
おしゃぶりなんて、なんのその、なんだろうけど。

やっぱり基本的に、欧米では子どもと大人の世界は徹底的に隔てられていて
生活する時間とか空間、食べるものまでもキッチリ分けられている気がする。
大人の時間や生活パターンがあって、子どもはあくまでもそこに「付随」するもの、というか。
だから夫婦のベッドに赤ちゃんと一緒に寝るということはありえないし
泣き止むならおしゃぶりだってどんどん使おう、
だってそうしたらベビーも私たちもハッピーでしょ?早くから自立を促したほうがいいから、
フロアで一人遊びをさせてちゃんと一人で寝られるように寝室も与えたほうがいいし、
ということ。

あれはダメ、これはダメ、という情報が多くて、もちろんどんな親も自分の子どもに良いようにしたいからあれもダメなのか、これもダメなのか、とオロオロしたりするんだけど、
まぁ、結局育児は十人十色。
そこにそれぞれの国のお国事情も絡まるから、
基本的に自分の好きなようにすれば良いってことで。

不思議なことに、子どもがうまれる前は割りと欧米型の考え方に同調気味だったのだけど
いざ生まれてみると、そんなこと言ったって!と思うことが多い。

うちではこーんな可愛い赤ちゃんと隣で寝られるなんて親の特権以外のなんでもない!
という親バカな理由と、赤ちゃんを一人で寝かす勇気がないというビビり理由で
しばらく添い寝が続く予定なのだけど。

何でもあり、という前提がないとただでさえビビり気味な子育て、
みんなこうしてます、という枠の中にいたら結構息苦しいかなとも思う。
日本のネットの育児掲示板で、
「一ヶ月の赤ちゃんを別室に寝かせるのはダメですか?」という
スレッドに猛反対のレスがたくさんついているのを見たりして
そんなの人それぞれの理由があるでしょー、と思う。

母乳だろうが、人口ミルクだろうが、
添い寝だろうが、別室だろうが、
要するに
愛だろっ、愛!!
っていうのと
安全なら、
親子が快適なのが一番。

そこには国境も文化の枠も関係なしの
いちばんシンプル、かつ大事な世界共通育児があるわけで。

え?おおざっぱ??


んなぁこたない!!!
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by akikogood | 2008-10-23 11:36 | こんにちは赤ちゃん

無敵マザー

以前、「すげぇ人体」というタイトルで
母体と赤ちゃんがいかにすごいミラクルをくぐり抜けて
妊娠期間を過ごすかという記事を書いたが、
赤ちゃんが生まれた後もすげぇ奇跡が続いている。
母子のつながり、なのだが、これは肉体を超越しているすげぇ絆だ。

正直なところ、妊娠期間中自分は世界一ハッピーな妊婦さん♪では決してなかった。
心配事も多かったし、日に日にデカくなる自分の体を
どうしてもあまりかわいー☆と思えなかった。
そこにはかわいーベビーが入っていると思っても、だ。

人によっては、妊娠が分かったとき、つまりまだ赤ちゃんが
豆粒くらいの大きさで初めてエコー写真にうつったときから
母性が爆発して、その豆粒に莫大な愛情を感じるとかいうけれど
自分の場合はそんなことはなかった。
つわりや他のいろんな妊娠作用で
日常のちょっとしたことが困難になるのがもどかしかったり
何より、子どもが生まれるというものすごいパラダイムシフト
(そう、世界経済やら政治やらそんなことよりもものすごい「パラダイムシフト」だ)
に今後の自分がどうなるのか、不安だった。
責任や犠牲、そんな言葉のほうが自分の中では比重を大きく占めていた気がする。
だからこそ、生まれてくる子どもを他のお母さんたちみたいに
無条件で愛せるのかなぁと思ったりもした。

ところが、だ。

オレンジ色の光の中で、ヌラヌラした体のわが子を自分の胸の上に置いた瞬間から
これまで生きてきた人生の中で感じた愛情とは異次元のレベルで
この新しい生命体に愛情を感じている。
これなのだ、これが巷のマザーたちが大いに語るところの
無条件の愛、だ。

この無条件の愛とやらの灯が自分の中に燈ってから
不思議なことが起こる。

まず、乳が出る。
なんだか脳みそやら文明やらが進化して、
直立歩行で色んなことを成し遂げてみているが
そういえば私たちは鯨や犬や牛といっしょ、
哺乳類だった。
字そのまんま、口で捕らえて、乳を吸う。
この行動こそが命の源泉で、エビちゃんも、ボルトも、麻生さんも、ビヨンセも
こうやってみんな大きくなった。
そのプロセスを自分が編み出す。
これまた特に何もしなくても、
ちゃんと産後4日後からそんな機能が働くようになっているのだから、すごい。
乳の不思議、赤ちゃんがお腹を空かせて泣いているのを聞くと、自動的に乳が出る。
赤ちゃんが口をつける前から、だ。
金融機関が頑張って莫大な金をかけて指紋センサーをATMにつけたが
母の乳には無償で赤ちゃんの声センサーがついている。

こんな高性能、かつオーダーメイドのワンダフル乳だが、
アメリカでは、つい2、30年くらい前までは母乳反対論が強かったらしい。
公民権運動が落ち着いた頃で、女性の権利も大きく取り上げられていた頃だったからだろう。
私たちは乳牛じゃない、人間だ、という道理だったらしい。
まぁ、乳牛じゃないけど・・・(笑)
でも確かに乳をあげる図は男性(パートナー)にとっては大きな萎え図なのかもしれないから
セクシー第一主義のアメリカではそういう理由もあったのかもしれない。

話が乳に逸れたが、母子の不思議をもう少し書いておきたい。

「新生児は夜2-3時間おきに起きるのでそのたびに授乳しなければいけない。」
この文章、母でない人が読むとものすごく大変なことに思えるはずだ。
ところが、母にはできる。
しかも、あまり苦痛でない。
それにちゃんと起きられるようにどんなに疲れていて寝不足でも深く眠らないように
体がノンレム睡眠モードにキチンとオート設定されている。
これは隣で寝ている父である人には適用されないことが多いらしく、
眠りの深い人はいびき全開で寝ていられたり、
眠りが浅い人は不機嫌大爆発になったりするようだが
母は不機嫌にもならないし、赤ちゃんが泣く前に気配を感じて起きられたりもする。

そう、キーワードは「気配。」
まさに哺乳類がみんなで分け合う「動物の勘」が、母になった人に突然与えられるらしい。
「勘」とか「気配」は見えないものなので、
そんなもん感じられるって言ったって証明できないでしょ、とお思いかもしれないが
これが、不思議、体に結びついて反応する。

たとえば、先日はB型肝炎の予防接種に行ったのだが、
わが子にでっかい注射針が打たれてワンワン泣いているのを聞くと
あら不思議、母が泣きたくなっちゃうんです。
直前にナースが"Mothers feel the pain"というので
またまたそんなクサい台詞を言いおってーと思っていたら、本当だった。
目元がジーンとして、涙腺がゆるゆるになった。

オムツも、お父さんはブリブリっと音がしなければ気が付かないことが多く
いざ開けてみるとウンチが乾いていたりすることが多いが
お母さんは「そろそろ出るな」と気配を察する。
そしてバッチリでたその直後、フレッシュなうんちをスッキリ拭いてあげられたりする。

女性の体は妊娠、出産を通じて大きく変わるというけれど、
変わるというか、体を使う幅が広いというかんじだ。
私たちは本来体に具わっている能力のうちほんの少ししか使っていないという。
こちらで人気のTVドラマ「HERO」には、そうした才能をフルに使える
超能力者たちが登場するけれど、母になって
これまでずっと眠っていたすごい能力が目覚めた気がする。

ドラマの登場人物みたいに空は飛べない、
ケガが突然治ったりはしないけれど
誰よりも自分の子どものことが分かる。

ヒーローじゃなくていい、マザーになりたい。
ヒーローよりもきっと強くて、優しいマザーになりたい。
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by akikogood | 2008-10-14 10:52 | こんにちは赤ちゃん

いとおかしきもの

気が付いたこと。

赤ちゃんが生まれてからというもの
可愛いものは全て赤ちゃんを連想させるということ。


たとえば、

秋になり遭遇頻度がとっても高くなったリスくんたち。
そのクルンとした目が、赤ちゃんに似ている!

木々の間を走るうさぎさん。
その白くてまぁるいお尻が、赤ちゃんに似ている!

ふと、赤ちゃんとは、世の中の可愛いものを一つ一つつなぎ合わせて
できているのではないかと思う。
まだ、何も持っていないからこそ、こうして可愛いものだけを持って
みんなにニコニコされて、可愛い可愛いと言ってもらうことが
自分を守る術、生きる術となるように、神さまが仕組んだに違いない。

まだ、誰々、という人間としての個というよりも
生そのものというかんじで、
その小さくてただただ純粋なからだには
偉いも偉くないもブスも美人もお金持ちも貧乏も好景気も不景気も
なぁんにも関係なく、
ただそこに存在しているということ全てが、尊い。

9ヶ月間、自分の胎内にいたそのままの姿がまだ心地良いらしく
手足を曲げて、繭の中に入っているみたいな丸まったその姿の中は
未来という可能性しかない。

僕の前に道はない
僕の後ろに道はできる、
と読み聞かせれば、なんとまだ17日間の足跡しかない。
けれど、その足跡を一日一日健やかに延ばすことだけが
私たちの望みで、
こんなに高尚な使命を神さまにもらえたことがありがたい。
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by akikogood | 2008-09-26 09:25 | こんにちは赤ちゃん

すげぇ人体

36週目に入り、いつ産まれてもおかしくない妊娠最終期に入った。
予定日は9月25日でまだまだ先さぁーと余裕をこいていたら
ドクターに「いつでも病院に行けるように準備しといてね」と言われ大焦り。

案の定、今更あれもしてない、これもしてないと急にバタバタしだして
昨日の朝も目覚めたとたんに腹痛に見舞われ、「もしや!!!」と
慌ててカバンを詰めた。
結局、貧血対策の鉄分カプセル摂取が原因の腹痛だったみたいなのだけど
なんせワケが分からない。
痛みっていわれても、どんな痛みが陣痛なのか・・・

というのも、最近になって急にお腹の痛む回数が増えだしたからだ。
毎回「これか?!」「今度こそか!?」と心の片隅で心配してみるけれど
こんなに生易しいモンじゃなかろうと思う。
そして、適当に過ごしているとスーっと痛みは消えてゆく。

調べてみると、35週以降は体がホルモンを大量分泌して
子宮を収縮させながらお産に備えるらしい。
なるほど、不規則な痛みはこれが原因なのね。

私は5ヶ月目くらいから骨盤がゴキゴキ鳴るほど痛み始めて
寝返りをうつのもリウマチのばーちゃん状態、うんとこせ、どっこいせといったかんじなのだが
これも妊娠ホルモンのせいとのこと。
この時期になると赤ちゃんの頭が骨盤にセットされて
頭が通りやすいように軟骨の結合部分がゆるんでくるらしい。

そんでもって、子宮口にいたってはこれまたホルモンのおかげで
水分を含んで、最初は鼻の硬さくらいだったのが最終的には
マシュマロくらいの柔らかさになって赤ちゃんが通りやすくなる・・・・って
あーーた、これ、人体の神秘じゃなかったら何ですか!!
鼻の頭がマシュマロでっせ!!
あ、今鼻の頭触ったでしょ!!!
私も触った・・・。

この前の検診では赤ちゃんの肺が正常に機能しているかどうかを調べたのだが
看護婦が「20分に一回くらいしか肺が動かないからなかなか見られないのよねー」
と言うので、「ほぇ?それ以外のときはどうやって呼吸してるんですか?」
と尋ねると
「あら!赤ちゃんは呼吸しないのよ!空気はへその緒から取り入れるから。」
はぁーーーそうだった!
「この20分に一回の肺の動きは、母体から出てから使うための練習よ。」
ってひょえーー!今必要ないのに、もうすぐ必要なことちゃんと分かってて
練習までしてるんですか!!
すげーーー!!!私の息子、すげーーーー!!!
人間、すげーーーー!!!

ちなみに、生まれたての赤ちゃんの頭はちょっとつぶれて変な形をしているらしいのだけど
これは狭い産道をうまく通るために頭蓋骨をちょっとずつずらして出てくるかららしい。
頭蓋骨ってフツーに丸いイメージじゃないですか。
でも、実は頭のてっぺんのところに隙間があって、
そのスペースにテトリスのブロックを調節して入れるみたいに骨を組み入れて
頭のサイズを小さくして出てくるとのこと。
すげーーーー!!!!人間テトリスすげーーーーー!!!!

なんせ自分は何もしてないもんだから
こんな神秘的大革命が自分の体内で行われてるのかと思うと
ちょっと申し訳ないような気持ちにさえなる。
すんません怠慢な母体なのに。

ああ、すげーすげー言ってないで頑張ってる息子のために
この前届いたバカでかいベビーベッドでも組み立てよう・・・
私たちのベッドより良いベッドだよアンタ・・・
ママがここでねんねしたい。
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by akikogood | 2008-09-01 02:24 | こんにちは赤ちゃん

画像アップ

遅くなりましたがLabor and Deliverly Session の写真をアップしました☆
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by akikogood | 2008-08-20 04:23 | こんにちは赤ちゃん

Labor and Delivery Session ②

説明会を終え、院内ツアーをすることになる。
なんせ総勢30名、そのうち半数以上を占める女性が全員臨月の妊婦で
しかもこれは国連妊婦大会かと疑うほど多人種なのだからなかなかの圧巻である。
ユダヤ系、インド系、白人、黒人、アジア系、
黒髪、ブロンド、縮れ髪、茶髪、なんでも来い。

ゾロゾロ病院内を歩くだけでも、すれ違うスタッフや見舞い客が
おーまいごっど!!と目をまん丸にしている。

ははは、そーだろそーだろ、私たちすごいだろ!!!
拝みなさい拝みなさい!!

だってなんとなく妊婦の集いってご利益ありそうじゃないですか。
みんなまん丸で、新しい命を抱えているのかと思うと有難いことありそうじゃないですか。
病気のばーちゃんと私たち15名すれ違っただけで、ちょっと病気良くなるんじゃないかと。

意味なくすっかり良い気分になる。

そんな調子で入院するフロアまで来る。

部屋は全て個室。
綺麗!ハイテク!
高い保険料払ってきたんだから、これくらいは期待していいでしょ!
フラットTVがついていて、北京のオリンピックを中継している。
パートナーが泊まるためのベッドもあり。
DVD, CDプレイヤーもあるので、好きなものをお家から持ってきましょうーとドクター。
うーん、そういうときってどんなDVD見たらいいんだろう?
いいともが見たいな。
あの音楽とタモリとかまちゃみとかの声が聞こえたらとっても安心するだろう。
いいともってDVDあるんだろうか・・・
最近日本に飢えているのだ。

ナーサリーにやってくると、新生児の赤ちゃんが一人だけ、保温機に寝ている。
その小さいこと。
うわわわ・・・本当にあんな命そのまんまの個体が、
自分の中にいるのかと思うとジーンとする。
他の妊婦たちも同様で、みんなガラスにへばりついてじーっと赤ちゃんを見つめる。

出産棟なので当たり前だが生まれたての赤ちゃんが何人か私たちを通り過ぎた。
そのたびに皆で花道を作ります状態になって、歓声を上げ、
ぎこちなく赤ちゃんを抱く新パパ、新ママに「おめでとう!!」と声をかける。
数ヶ月後には自分たちがそう言われる側になっているのだから、感動もひとしお。

そんな調子で院内を回り、受付時間外の出入り口も教えてもらったところで解散となる。
お世話になったドクターに拍手もサンキューもなく、
各自勝手に散ってゆくところがまたアメリカンだなと感心。

その後仕事が終わった夫と駅前で合流。
どうだったー?と聞かれて「パートナーなしで参加した人3人だけだったよー」と
ちょっと恨みがましく言ってみると9月のセッションにもう一度参加しようと言ってくれた。
当然です!

国連妊婦大会再度参加予定。

こんなかんじ。写真撮ってたらユダヤ人男性陣に「おぉ、写真撮影写真撮影!」と言われ
ちょっと恥ずかしくなってあんまりちゃんと撮れませんでした・・・
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同室に赤ちゃんが寝るための保温ベッドがあります。
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by akikogood | 2008-08-14 08:31 | こんにちは赤ちゃん

Labor and Delivery Session ①


出産を予定している病院で、予定日間近の妊婦とパートナーを対象に
説明会があったので参加してきた。
夫は仕事を抜けられず私一人の参加。
ちゃんとパートナーも参加可能なように夜7時からの開始なのに
残念だけどしょうがない。

迷路のように巨大な病院の廊下をえっちらおっちら講堂に向かって歩く。
たどり着いてみると、もう5、6カップル到着していて
パートナーと来てないのは私だけだ。さすがアメリカ。

定時に始まらないだろうと思っていたら案の定20分経っても始まらない。
だらだら待っているうちにゾロゾロと他のカップルも到着。
結局参加人数は倍以上に増えた。

ざっと見渡して男女カップル数は15組、
友達だか妹だかと一緒に参加している女性同士のペアが1組、
妊婦本人だけの参加は自分を含めて3名だけだ。

いやはや参加者の人種多彩なこと。

なぜかマジョリティーはユダヤ人で、四分の一を占めていた。
この辺ではあまり見かけないのにどうしてだろうと思っていたら、
説明してくれるドクターがユダヤ人だった。
男性は頭にキチンとあの小さい帽子(キッパーという名前らしい、今調べた)と
長いあごひげ、黒いパンツと白いシャツという正統派なみなさん。

ユダヤ語で話してる。
ドクターもERのドラマで見るような青いアメリカンな病院着の上にキッパーを被っていた。
やっぱりユダヤ系コミュニティーにもこだわりがあって
「今日はあのドクターが説明するらしい!」と
情報網があって日を選ぶカップルが多いんだろうか。

後は白人カップルがちらほら、インド系が2-3カップル、
黒人が1カップル、アジア系が自分を含めて4人ほど。
総勢30人はくだらない、結構大人数でのセッションとなった。

セッションの流れは最初の一時間は出産当日から退院までの流れ、麻酔の説明など。
後は院内ツアーとなった。

なんせみんな出産を1ヶ月以内かそこらに予定した立派な臨月妊婦。
途中トイレに立つ人(妊婦膀胱が圧迫されてトイレが近い)
ガムを噛み噛みする人(妊娠ホルモンのせいで口内環境が変わり息がくちゃい)
多い多い。

ドクターも慣れているので「はいはーい、バンバントイレに行きましょうー」
というかんじで和やかに一時間が過ぎる。

説明会の内容はどんな兆候があったら病院に電話するかとか、
麻酔をどう使う/使わないかなどで
大した収穫はなかったような気がするが、
面白かったのは入院期間についての説明か。

嫌なくらい言うと、アメリカは保険料がクソバカアホ高い。
例えば救急車を呼んだら600ドル、
この前ドクターに言われて購入しなければならかったビタミン剤は43ドルだった。
その高い保険料の見返りとして、
キチンとお金を払っていれば良質の医療を受けられる、というシステムだ。

日本では出産は保険でカバーされないので、
市町村から出る出産育児一時金で
全て賄おうとすると、麻酔料などがかかる無痛分娩は無理、
大部屋で隣のベッドの妊婦が
ほげーー死ぬーーと呻っているのを聞きながらの入院となる。

一方、アメリカでは出産時の麻酔や入院費その他は
保険に入っていればカバーされるのだが、
逆を言えば保険会社がカバーしてくれる範囲で全て賄うとことになる。
一般的に保険会社がカバーしてくれる出産に伴う入院期間は2日。
日本では考えられない超短期ステイだが、大抵の人が無痛分娩であれっ?と思ううちに
出産を終え、あとは自分専用のトイレとシャワーがついた個室で悠々自在、
ハンバーガーとコークの超高カロリーの病院食を食べて結構元気に退院できる

・・・らしい???。

ドクターいわく、「これは病院の規則ではなくて、あくまでも保険会社のきまりだから
2日っていうのはかなりキッチリ守ってもらうことになります」
・・・つまり、月曜午後11:59に生まれた場合、
火曜、水曜と入院し、木曜日朝に追い出される。
ところが火曜午前00:02に生まれた場合、
水曜、木曜と入院、金曜まで病院にいられるというのだ。
こりゃー大変。
産む時間にも一工夫だ。
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by akikogood | 2008-08-14 08:22 | こんにちは赤ちゃん

妊婦チェプラーシカ

妊娠時期ももう3rd Trimesterに入り、32週と4日、立派な臨月妊婦だ。
この時期になると各2週間毎に検診に行かなくてはならない。
ちょっと面倒だが、それだけ赤ちゃんの成長がダイナミックになってきているということだ。

妊娠初期にアメリカに来た私は、慣れない地での生活や夫と暮らす新しい生活のリズム、
仕事がない自分の毎日に
かなりストレスが溜まり、妊娠どころじゃねーよといったかんじだった。
とにかく人と話したくて、たまたま検診の日だったのでドクターに
たまに気分が落ち込んでどうしようもないんですけどぉ・・・と泣き言を入れたら
すっかりDEPRESSIONとカルテに書き込まれたようで、
それ以来毎回超音波検査を受けることになった。

アメリカは保険料がバカ高いので、超音波検査などは全妊娠期間中2回ほどだと
聞いていたのだが、鬱が胎児の成長に影響を及ぼす恐れがあるのでという理由で
クリニックに行くと毎回お腹にグニグニーと生クリームみたいなものを塗りたくられ
頭からお尻までご丁寧に写真撮影。
ちなみに今のところ超優良児。
だって私健康だもん・・・当たり前。

親としては毎回お腹の子供に会えるわけで良いんだが、
毎回支払いについてクレームをつけてくる保険会社がウザい。

今日慣れない手つきで一生懸命お腹の上でカメラを転がしてくれたのはインド系のおネエさん。
いつも担当してくれるプロフェッショナルなオバちゃんは本当に手際が良くて
「ちょっと!スパームとエッグがつながったらこんなになるなんてホントにアメージングでしょ!!」と
決まり文句でもって笑わせてくれるのだが、今日は夫が
「これはどの部位なんですか?」と尋ねても、余裕がないのか無言。

実際は赤ちゃんの内臓の成長を調べていたようで
「これは肝臓」「これは脳みそ」とあとで教えてくれた。

それにしても、私の体の中にいる時点で、ある意味赤ちゃん自体が「内臓」なわけで
そのまた中身の内臓を見るって本当にすごい。
内臓の中に内臓があるというかなんというか、、、いや、赤ちゃんは内臓じゃないんだけど
・・・混乱してきた。
イメージとしては開けても開けても中身があるロシア人形・・・

32週に入るまで何の記録も付けてないズボラ妊婦だけど、
赤ちゃんは立派に育ってる。
あと8週間しか妊婦生活ないのかと思うとちょっと寂しかったり、
もうえぇわー!と思ったり。


あとちょっと、がんばろうね。
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by akikogood | 2008-08-06 08:14 | こんにちは赤ちゃん